友と珈琲と自由気まま

安直だけど純粋さが胸を打つのです

I ~こんな風に日々は現在へと続いていた~

突然ですがみなさんは病んだことありますか?

きっと誰しもがあると思います。

そんな病んでた期間を思い出すとつらいですよね。

今日はそんな、過去にとても病んでたアーティスト

Mr.Children

の、病んでた時期を歌った曲、

Iを考察しようと思います。

 

『 I 』は

16作目のアルバム『SENSE』の1曲目に収録されてます。

当時、情報が皆無のなか発売された SENSE 。

その1曲目がこんな暗い曲というのは斬新です。

待ちわびてたファン達は度肝を抜かれたでしょうね笑

 

早速ですが、この『 I 』は

病んでいた頃のMr.Children

を描いてると思います。

深海やボレロの時代ですね。

つまり、この曲は

現在のMr.Children

過去のMr.Children つまり『 I 』

に辛辣で厳しい言葉を投げかけてます。

 

しかし過去のミスチルと捉えるだけでなく、『自分』まさに『 I 』にも重なる部分があると思いますので、『自分』視点にして捉えてみるのもいいと思います。

では、考察をしていきましょう!

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もう いいでしょう!?
これで終わりにしよう
ねぇ どうでしょう!?
君だってそう思うでしょ!?

誰かに問いかけてますね。

「これで終わりにしよう。」

「君だってそう思うでしょ?」

何に対して聞いてるのか、次の歌詞に表れてます。

 

散々 好き勝手生きてきて
まだ何を欲しがってるんだい? 天国(ヘブン)かい?

先程の「もういいでしょ?」「これで終わりにしよう」は

''散々好き勝手生きてきたこと,,に対して

言っております。

その『君』とは冒頭で言った通り、

『過去のMr.Children

売れるだけ売れて、目標を見失って、結果『自分たちはどこへ行こうとしてるの…』という答えのない自問を問いかける曲などが作られました。

シーラカンス参照】

https://kya-sasa.hatenablog.com/entry/2018/05/13/222346

当時は何を欲しがってたのか?

栄冠も成功も地位も名誉も金も持ったミスチルが欲しかったものは''天国,,だったのか?

先が見えないミスチルにとっての''天国,,は、何よりも近くて遠い存在だったのでしょう。

死ねば近い。(実際に自殺も考えたほど追い込まれてたとインタビューで語っている)

けどMr.ChildrenとしてのHEAVENは程遠かった。

 

こんな風に日々は続いてくのでしょう
処方された薬にすがりつく「I」
「誰も悪くないの」とか言い出すんでしょ!?
自分を責めるふりして許しを請え Ah

そんな未来が見えなく彷徨った日々。

薬が頼りになるくらいに身体にも支障をきたしたのでしょう。

「自分たちがこんな身体も壊してまで路頭に迷っていたのは誰のせいでもない。自分達のせい。」

責めるフリなんです。

「ファンなんて一過性。」などとも言っていました。いつ去っていくかも分からないファン達

当時の不倫問題等に過剰にスクープにしてきたメディアなどに矛先を向けてたのかも知れませんね。

 

イメージは
ドロップアウトした世界
さぁ どうでしょう!?
誰も見ないワンマンショー

ドロップアウト(英: Dropout)

dropout(英語版) - 「脱落」や「抜け出す」「没落」などを意味する英語。
ある社会組織から抜け出る事(wiki引用)

イメージはもう既に解散したあと、若しくは自分が死んだ後の世界を考えていたんでしょう。

''そんな世界はどうでしょう?,,

誰も見てない、''Mr.Childrenでもない自分,,が1人でライブ演奏してる世界が見えたのかもしれません。

つまりファンや協力者が誰一人としていない世界なんでしょうね。

 

泣いて傷ついたふりして
気を引いてみようかなぁ Ah

社会から、この世からドロップアウトした世界を想像したら怖かったのかもしれません。

それが怖くて、泣く 

けれどそれもフリなのです。

実際は怖くもないし、ドロップアウトした世界も行きたい。

でも簡単にドロップアウトするのはつまらない。本音を言うと寂しい。だから当時の曲に傷付いてるような歌詞を描いて

ミスチル病んでるな?」「どうしたんだろう」「解散しないで!」

とファン達から気を引いてたんだと感じます。

 

そんな風に自分を甘やかすのでしょう
支持してくれるスポンサーに媚を売る「I」
挙句には「死にたい」とか言い出すんでしょう!?
思いどおりいかないときの一発芸 どう?

 この曲では『スポンサー』を『かんむり』と読んでます。

冠スポンサー(かんむりスポンサー)とは、企業名や商品名などを冠することを引き換えに、多額の資金提供を行うスポンサーのことを指す。(wiki引用)

ミスチルに『スポンサー』は沢山いるでしょう。CMなどにも引っ張りだこです。

けれどここで言う『冠スポンサー』とは企業ではなく、『ファン』のことを指すと感じます。

そうやって気を引かせる曲を作っても変わらず付いてきてくれるファンに「傷付いているんだよ。」というフリ(建前)で、

本音は「自分達の機嫌を取ってくれ」と媚を売っているのでしょう。

どんな歌を作っても付いてきてくれるファン達相手に、度を超え、「挙句には死にたい」と歌詞にまで書いてしまう始末。

 

そんなときにもしもファン達がMr.Childrenから離れて行ったら…。

そんな時の''一発芸,,とはなんでしょうか?

きっと新聞で一面に掲載されるような内容でしょうね。

解散、もしくは本当に自殺。

 

散々 周りを振り回して
結局 何をしたいんだか自分にもさっぱり分からないんだ

暗い曲を作り、それでも付いてきてくれるファンに媚を売ってメンタルを保ち、ファンが離れたら解散、自殺。

そんな勝手に周囲を振り回してきて結局何をしたいんだか分からなくなったんですね。

そんな曲を永遠に作るわけにも行きません。

ファンが離れていく可能性もあります。

その結果がこの''混乱した状態,,

 

こんな風に日々は続いてくのでしょう
奪いも捨てもせず 命を燃やそうか
自分が一番可愛い?ほら当たってるでしょう!?
でもそれを責めたり 誰ができるの?

そんな混乱した日々が続きました。

人を殺めたり、自殺したりせずに命を燃やす。

この''命を燃やす,,は『生を謳歌する』という意味。

混乱した先で 活動休止 という結論に至り、現在に至ります。僕にとってはそうやって解散しなかっただけ前向きで嬉しいです。笑

そんな前向きな思考を「自分が可愛いから」と蔑んでます。

自分らの問題で周りを振り回して、へつらってきた結果が「これからも頑張っていこう」。

自分(桜井和寿)を守るものは解散や自殺ではなく、

Mr.Childrenという存在そのものの我が身可愛さ

 

「でも''それ,,を責めたり誰が出来るの?」

''それ,,とは 我が身可愛さ です。

この最後の歌詞、高圧的ですね。笑

 

最後の一文までは

過去の病んでるミスチルを現在のミスチルが責めている歌詞です。

けれど最後は「そんな周りを振り回してきたミスチルだけど俺らが1番つらかったんだ。なにか文句あるか?」とファン相手に向けて放った一言です。

 

誰も責めたりしません!笑

 

 

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今回は『 I 』の考察をさせて頂きました。

深海、ボレロの時代の病んだミスチルの心境などを描いた曲だと思うので、考察が非常に難しかったです。笑

インタビューやトークで「あの頃は病んでた」「自殺を考えてた」と言ってしまったらそれは確定してしまいますが、こうやって曲の中に隠された奥深い意味を探し出すと当時の心境をまた違う視点で知ることができます。

 

実際にMr.Children TOUR 2011 "SENSE"では

花~MementoMori~  【es】~Theme of es~ シーラカンス 深海 の次に『 I 』が披露されました。

これらは『 I 』を披露するにあたっての前置き

なんだと感じております。

最近のミスチルで深海時代を披露するのは珍しいのでとてもレア感がありました笑

 

改めて、これがSENSEの1曲目というのがすごいチョイスだなと感じますね。笑

I

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